本日は千里中央にあるSENRITOよみうりにてレントゲンのセミナーに行って参りました。
会場には約40名の参加者がおり、緊迫した雰囲気の中行われました。
午前が座学、午後が実習のスケジュールで、今回は午前のみ参加させていただきました。
前半は歯の仕組みや歯周炎、歯周病についてのステージ分類などのお話、お口の中全体のレントゲン(パノラマ)の読影方法、後半は部分的なレントゲン(デンタル)の様々な症状の読影方法について学びました。
未経験で歯科業界に飛び込んだので、分からない言葉や単語がたくさん出てきたり、その場ではあまり理解できなかったお話もありました。
逆に、これなら知っている!このような理由でこの症状が出るんだ!など疑問が解決した場面もありました。
理解できなかったものについては、家に持ち帰って自分なりに噛み砕き解釈していきました。
今回のセミナーで特に印象に残ったのは、前半の【歯根膜の再生】のお話です。
歯根膜とは、名前の通り歯の根っこ(歯茎に埋まっている部分)に張る膜のことで、この膜のおかげでレントゲンを撮った時に歯の形が明瞭に写ります。
歯周病になると歯茎の色が変わり、歯を支えている骨が吸収されていきます。また、プローブという歯周ポケットの深さを測る器具を使用すると、通常は1〜3mm程度が健康な状態ですが、歯周病が進行すると6mm以上になることもあります。
そこで、歯周病の治療を助けるのが歯根膜です。
一般的に、人間の皮膚の再生は15日と言われていますが、歯根膜はなんと1日あれば再生します。そのうえ、歯根膜を器具で傷つけることで歯根膜の中の細胞分裂が通常より6倍も活発になりより早く治癒に繋げることが出来ると言うのです。
そのため、重度の歯周病の場合には麻酔下にて上記の処置を行うこともあるようです。
後半の読影については、当院の院長が毎朝読影のトレーニングをしていただいていたおかげでより理解を深めることができました。
先生の解説の前に頭の中で状況を整理して、それが当たっていた時の快感がとても気持ちよかったです。

これからもただ単にレントゲンを読影するだけでなく、どのような理由でこのような症状が出たのか、症状が出ないために患者様にどのような説明をしなければいけないのかを考えて患者様の日常生活に役立てていただけるようにしていきます。
田原
今回のセミナーのテーマは、「過去を読み、未来のリスクを予測する」でした。患者様のレントゲン写真から、これまでどのような治療が行われ、現在の状態に至っているのかを読み取り、さらに現状の問題点を把握したうえで、今後どのよなリスクが高まる可能性があるのかを予測することの重要性について学びました。
私は歯科業界未経験で入職したため、当初は専門用語ばかりの難しい内容を想像していました。しかし、初めて耳にする言葉もある一方で、理解できる専門用語が増えていることに気づき、入職から1か月の間に少しずつ歯科の知識が身についていることを実感できました。このように自分の成長を感じられたことが、とても嬉しかったです。
特に印象に残ったのは、歯ぎしりが歯や歯周組織に与える影響についてのお話です。歯ぎしりによって歯全体に強い力が加わると、その振動が歯根まで伝わり、歯を支える歯ぐきや周囲の組織に負担をかけ、炎症を引き起こす原因となることがあるそうです。そして、そのような状態もレントゲン写真から読み取ることができると学びました。
今後はレントゲンを見る習慣を身につけ、患者様にどのような症状があり、どの歯に影響が及んでいるのかを考えながら観察していきたいと思います。また、過去の治療歴から現在の状態を理解し、その先にある将来的なリスクまで予測できるような力を養っていきたいです。

今回の研修を通して、炎症が起こる原因や、その予防・治療の重要性について理解を深めることができました。レントゲンから患者様の過去・現在・未来を読み取れるよう、日々の診療の中で観察力と知識を磨き、より質の高いサポートができる歯科スタッフを目指して参ります。
山口


















