2026年10月25日、母校である広島大学歯学部の同窓会卒後研修会にお招きいただき、「インプラント治療の現在地 ~最新エビデンスに基づいた臨床戦略~」というテーマで1日講演をさせていただきました。
長い歴史を持つ卒後研修会で、インプラント治療をメインテーマとした1日講演は今回が初めてとのこと。そのような貴重な機会に講師としてお声がけいただき、大変光栄に思っています。約100名の先生方に参加いただきました。
今回の講演では、インプラント治療の役割をはじめ、骨や歯ぐきの治療、身体への負担を抑えた治療方法、デジタル技術の活用など、日々の診療で判断に迷うさまざまな場面を取り上げ、最新の研究結果と自身の臨床経験をもとに、現時点でより妥当と考えられる治療選択についてお話ししました。
今回、特にお伝えしたかったのは、
「医療の常識は、時代とともに変わっていく」ということです。
以前は正しいと考えられていた治療方法が、新しい研究によって見直されることも少なくありません。

だからこそ、これまでの知識や経験だけに頼るのではなく、常に新しい研究結果を学び、それらを自身の臨床経験と照らし合わせながら、治療をアップデートし続けることが大切だと考えています。
エビデンス(科学的根拠)だけでも、経験だけでもない。
その両方を大切にしながら、患者様一人ひとりにとって、より良い治療を追求し続けたいと思っています。
また、私が日々の診療で大切にしているのは、「できる限りご自身の歯を残し、口腔全体の健康を長く守ること」です。
インプラント治療が必要な場合にも、単に失った歯を補うだけでなく、残っている歯への負担を減らし、将来にわたって口腔の健康を維持できるよう、一人ひとりに適した治療方法を考えることを心がけています。
今回は母校での講演ということもあり、懐かしい同級生や先輩、後輩の先生方とも再会することができました。学生時代の思い出がよみがえり、大変感慨深い一日となりました。

このような貴重な機会をいただけたことに感謝するとともに、私自身もこれからも学び続け、その成果を日々の診療を通じて患者様に還元していきたいと思います。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
院長


















