

11月9日に東京KABUTO ONEという新しいホールで開催されましたISOI国際口腔インプラント学会学術大会に参加いたしました。この何年かは他の学会と日程が重なり数年ぶりの参加ではありましたが多くのインプラントに関わる歯科医師、歯科技工士、歯科衛生士が参加する大変活気のある学術大会でした!
特にこの学術大会では歯科技工士部門があり、今回も志の高い若い技工士の方がたくさん参加しておられました。私もまずは技工士部門から今回は参加することにいたしました。


午前中は座学からスタートでした。こういった学術大会では多くの場合は技工士であれば自身の作製したものの症例を発表していくことが多いのですが、今回は『インプラントの歯を作るためにはこういったことを必ず知っておいたほうがよいことをまずは学んでほしい』という演者の先生の気持ちがあり約2時間学生時代に戻ったように知識の再確認をすることができました。なかなか自分で本を開いて毎日確認することは近年減りましたがこういった時間は大切であることがわかりました。


午後からは実際に作製する手順であったり、こういったことを気を付けるとよいといったことを学びました。日頃から当院ではたくさんのインプラント手術を行っていますが、一度に多くの本数のインプラント手術をする方にとっての技工士として知っておかなければいけないこと、その手術時に使用するものを作製する手順について深く学ぶことができました。アナログからデジタルまでの様々な手技を見せていただくこともでき久しぶりにわくわくする感じがありました。ここでは手を使っての作業の写真ですが、近年はデジタル技術によってほぼすべての工程がコンピュータの画面の中でできるようになりました。ですがデジタルだけで人の手が入らず完成まで行うことはまだできません。私も止まることなく、アナログもデジタルも両方知識をレベルアップさせていく必要があるな~、まだまだ学ぶことがたくさんあるな~と感じる1日になりました(⋈◍>◡<◍)。✧♡
当院では連日たくさんのインプラント手術を行っています。インプラントのことでご不安に思うこと、何か少しでも聞いてみたいなと思ったことがありましたらいつでもお声がけくださいね。
歯科技工士 井上由偉
おまけ♡



お弁当がとても美味しくて☆ 黒のスーツを久しぶりに着れました( ´艸`)
で、ホールの1階に皆さまのお手元でもよくお見掛けする方の銅像がありました!!
一万円札の渋沢栄一!このホールはKABUTO ONEという名前、渋沢栄一は、日本橋兜町とゆかりの深い人物。日本初の証券取引所や銀行を立ち上げたのが兜町だったほか、海運業や保険業もこの土地で興しました。また、兜神社の近くにある日証館は、もともと渋沢栄一の住んでいた邸宅があった場所ということでここにオブジェが置かれたようです!


















